離乳食も、カスタムオーダーで。
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「うちの子の離乳食、作ってもらえますか」
麻布十番のメトロマーケットに、そんなご相談をいただくことが増えました。 お答えは、はい、お作りしています。カスタムオーダーで。
離乳食は、いちばん「引き算」の料理
メトロマーケットの惣菜は、素材の力を信じて、余計なものを足さないことを大切にしてきました。 その考え方でいくと、離乳食は究極のかたちです。
砂糖もいらない。塩も、ほとんどいらない。 残るのは、素材そのものの甘みと、出汁の香りだけ。
つまり離乳食は、素材のごまかしがまったく効かない料理です。 にんじんが甘くなければ、甘くない離乳食になる。それだけのことです。
だからこそ、私たちがふだん大人向けの惣菜に使っているのと同じ素材を、そのまま使います。 豊洲の魚も、赤ちゃんのごはんのために特別に落とすことはしません。むしろ逆で、いちばん良いところを取り分けています。
先日お作りした、4品
根菜と豆腐のとろとろ煮
にんじん、大根、しいたけ。根菜をやわらかく炊いて、お豆腐を崩しながら合わせ、出汁でとろみをつけました。
野菜はすべて、下ゆでではなく蒸してから使います。ゆでこぼすと、せっかくの甘みが湯のほうに逃げてしまうからです。ひと手間ですが、口に入れたときの甘さがまったく変わります。
釜揚げしらすと とうもろこし、小松菜のお粥
和歌山・カネマタ海産さんの釜揚げしらすを、しっかり塩抜きしてから使いました。 塩気を抜いても、しらすの旨みは残ります。むしろ、塩が引いたあとに出てくる魚の甘みのほうが、赤ちゃんにはごちそうです。
とうもろこしの甘み、小松菜のほのかな青み、しらすの旨み。 調味料は使っていません。この三つだけで、味は十分に立ちます。
豆腐入り 鶏つくねハンバーグ
山梨・信玄鶏のひき肉に、お豆腐とひじきを混ぜ込んで焼きました。
お豆腐を入れるのは、かさ増しのためではありません。肉だけのつくねは、離乳食期の子には少し固い。豆腐が入ることで、歯ぐきでつぶせるやわらかさになります。ふんわり、というより、ほろりと崩れる感じです。
手づかみ食べがはじまる時期のお子さんに、いちばん喜ばれる一品かもしれません。冷凍しておいて、食べるぶんだけ温め直していただけます。
チキンライス
離乳食後期から幼児食へ移っていくころの、「大人と同じものが食べたい」に応える一品です。
玉ねぎ、鶏肉、きのこを細かく刻んで、トマトの酸味をとばしながらじっくり炊きました。ケチャップの量は最小限に。トマト本来の甘みで持たせています。
はじめて「自分だけのごはん」じゃないものを食べる日の、ちょっとした事件になればいいなと思っています。
カスタムオーダーだから、できること
離乳食は、月齢がひと月違うだけで、必要なかたさも大きさもまったく変わります。 市販品では、そこがどうしても平均に寄ってしまう。
メトロマーケットのカスタムオーダーは、一人ひとりに合わせてお作りします。
- 月齢・進み具合に合わせた かたさ、粒の大きさ
- 苦手な食材、避けたい食材の相談
- アレルギーへの配慮
- 手づかみ用、スプーン用など、食べ方に合わせたかたち
- 冷凍でのお渡し(食べるぶんだけ解凍していただけます)
「この野菜だけ食べてくれない」「取り分けが追いつかない」といったご相談から入っていただいて大丈夫です。
毎日つくる人の、その日の余白のために
離乳食づくりは、正直に言って、大変だと思います。 少量を、やわらかく、味を変えて、毎日。しかも作った日に限って食べてくれない。
外食も、まだ気軽ではない時期です。
そこを全部代わります、とは言いません。 ただ、週に何日か、あるいは疲れた日の一食だけでも、私たちに任せていただけたら。 その日の夕方に、少しだけ余白ができるかもしれません。
麻布十番の、あなたの街の惣菜屋として。 大人のごはんも、赤ちゃんのごはんも、同じ台所からお出しします。
ご注文について
離乳食のカスタムオーダーは、ご相談からのお受付となります。 店頭、またはLINEよりお気軽にお声がけください。



