室津のアサリでパエリアを作ろう

室津のアサリでパエリアを作ろう

「3月の旬は?」と聞かれると、毎年迷わずに即答するのが、「室津のアサリ」です。10数年前のある日、1年牡蠣の生産者である公栄水産の磯部社長から「アサリ作ってんけど、食べてえーなぁー」「こいつ殻より身の方がでかいねん」と言われ、この人、貝のことばっかり考えてて頭おかしなったんちゃうか、と思ったのですが、その場で酒蒸しを作ってもらってビックリ!おっしゃった通り「殻より身の方がでかい」んです!社長の研究によると、牡蠣の養殖の経験から、海面から2mくらいのところが海の養分が一番集まるところらしく、その場所にアサリを育てるための砂地を吊り下げ、また砂地も酸素濃度を上げるための工夫が凝らされているので、アサリがいっぱい呼吸をして、いっぱいエサを食べることにより身が極限まで太っていくのだそうです。ただし、このアサリは大量に作ることができないので、毎年3月上旬に出荷を初めてなくなるまでの販売となることから、本当に「今だけ」の食材なのです。この機会に是非お求めくださいませ。そのアサリの料理のおすすめは、パエリアです。酒蒸しでももちろん最高なのですが、フライパンでお米を洗わずに作れるので、これまたご家族や友人とのキャンプや週末の男前料理的な感じで自慢しやすいのではないかと思い薦めてみました。是非動画もご覧になり作ってみてください。

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